先日、観音寺市豊田小学校で地区防災訓練が行われました。「いざという時の備えは大事!」という真剣なテーマを掲げつつ、地域住民と児童たちが一緒に楽しみながら防災スキルを学ぶ場となりました。体育館や運動場で繰り広げられる多彩なプログラムに、笑顔と学びが詰まった一日でした。

体育館と運動場で繰り広げられた充実の防災プログラム
体育館と運動場では、実践的な訓練や模擬体験を通じて、防災の重要性を学ぶさまざまなプログラムが行われました。子どもたちだけでなく、大人たちも真剣に取り組み、災害時に備える意識がさらに高まりました。
体育館での実践的な訓練

体育館内では、避難所の設営や毛布担架の使用方法、AEDの使い方が指導されました。子どもたちは「担架ってこうやって使うんだ!」と興味津々で、大人たちも「実際の災害時には欠かせない知識だな」と感じながら取り組んでいました。笑い声も交えながら、緊張感のある訓練が進みました。
運動場での模擬体験が大人気

運動場では、水消火器を使った初期消火訓練や、地震体験車による揺れの模擬体験が行われました。子どもたちは「こんなに揺れるの!?」と驚きつつも楽しそうに取り組んでいました。模擬体験を通じて、災害が身近なものとして感じられたことで、防災意識を育む良いきっかけになったようです。
私の担当と予期せぬトラブル
今回の訓練では、私自身も役割を担いながら防災の重要性を再確認しました。ただし、思わぬハプニングにより予定していた内容を変更する場面もありました。
AED担当から急遽写真担当へ
私はAEDの説明を担当する予定でしたが、風邪の影響で声が出ず、急遽カメラマンとして訓練を記録する役割に変更となりました。子どもたちの真剣な表情や笑顔、大人たちの熱心な姿をカメラに収める中で、「記録を残すことも大切な貢献だ」と改めて実感しました。次回は声の調子を整えて、改めてAEDの説明にチャレンジしたいと思っています。
防災訓練の意義と未来への期待

防災訓練は、災害への備えを学ぶだけでなく、地域のつながりを深める大切な場でもあります。今回のように、楽しく参加できる内容が加わることで、さらに多くの人々が防災への意識を持つきっかけになると感じました。
楽しみながら学ぶことの重要性
今回の防災訓練は、児童たちが楽しみながら学べる内容に工夫されていました。「楽しむ」ことは学びを深める上で重要な要素であり、特に子どもたちにとって防災意識を持つ第一歩となります。こうした体験を通じて、防災が「他人事」ではなく「自分事」として捉えられるようになることを願っています。
地域全体で備える防災の未来

訓練は一度行うだけではなく、継続的な取り組みが求められます。地域全体で防災スキルを磨き合い、災害に強い町を築くための活動を今後も続けていきたいと思います。
今回の防災訓練は、地域住民と児童たちが一体となって防災を学ぶ貴重な機会でした。楽しさの中にも学びがあり、地域全体での備えが進むことを期待しています。これからも、安心して暮らせる町づくりのために防災活動を推進していきます。